「易占い」とは?
易占いは、生年月日などで占うのではなく、自分自身に備わっている予知能力を使います。
この点では西洋のタロットとも似ていますが、易はいったんその予知能力を、
陰 と陽 という、言わばデジタル信号(マイナスとプラス)に変換して処理します。
予知能力などと言うと、何やら難しい修行を連想するかもしれませんが、そんなことはありません。
「うわさをすれば影」、「虫の知らせ」といったことがあるように、
人間には誰にでも、近々起きることを予知する能力が備わっています。
易占いはその能力を利用しているだけです。
心理学者のユングは、これを共時性という言葉で表現しています。
正式な易占いは、筮竹、算木といった道具を用いるのですが、このページでは、もっと手軽にできる方法を紹介します。
今日の総合運、仕事運、金運、恋愛運、健康運、遊び運、近々の予定の吉凶など、自分で占ってみてはいかがですか?
「当たる」と信じて行えば、きっと、毎日のよいアドバイスになることでしょう。
ただし、総合運として占った答えは、いろいろな要素を取り混ぜた総合評価なので、あくまでも、おおざっぱな目安でしかありません。
コツは、なるべく具体的な項目別に、占うことです。
例えば、
「○○さんとの今後の関係は?」
「完成した新商品に対する世間の評価は?」
「△△を買うのは吉か凶か?」
「大好きな○△さんに、愛を告白したら受け入れてもらえるか?」
といった具合です。
また、いくつかの中から選択するような場合、「海と山のどちらに行けば吉か?」といった問いかけをするのではなく、「海へ行くのは吉か凶か?」、「山へ行くのは吉か凶か?」と、それぞれ別個に占い、出た答えを比較して判断してください。
さて、易占いのアウトラインを紹介しましょう。
詳細は易学入門(ここからクリックすると別ウィンドウで開きます)のページをご覧いただくとして、ここでは簡単に説明します。
陰 と陽 の記号を3本ずつ組み合わせると、2の3乗で計8つの要素となります。
この8つを八卦と言います。
八卦は「はっけ」とも読まれ、よく「当たるもハッケ、当たらぬもハッケ」などという時の、そのハッケのことです。
ちなみに相撲の掛け声の「ハッケヨイ」も、「よい八卦が出たから、存分に戦いなさい」という意味を込めた言葉なのです。
しかし、必ずどちらかは負けるのだから、対戦する両者に対して「八卦よい」と声をかけるのは、ちょっと無責任ですよね。
だから「当たらぬも八卦」などという言葉もあるのでしょう。
ともあれその八卦が次の8つの形で、それぞれには1〜8までの数と名前、自然界の形、作用などが配されていて、表にまとめると次のようになります。
1 乾(けん) |
天 |
かわかす、すこやか、父、頭、北西、晩秋〜初冬、健やか、君主、最高権力、能動、進む、馬、剛堅、玉、金属、石、氷、赤色、生気、木の実 |
2 兌(だ) |
沢 |
よろこぶ、少女、口、西、秋、羊、窪み、不足、谷、鏡、コップや枡、計量、分割、商売、臼、ひび割れた堅い土 |
3 離(り) |
火 |
付着する、中女、目、南、夏、甲冑、貝類、蝦、蟹、亀、鳥の姿、雉、太陽、明るさ、装飾品、火、中が空っぽ |
4 震(しん) |
雷 |
震い動く、長男、足、東、春、音、竹、葦、稲、稗などの稲科の植物と反生植物(豆科や麻の類いのこと) |
5 巽(そん) |
風 |
入り従う、長女、股、南東、晩春〜初夏、雲、匂い、息、白色、草、風に乗る鳥、人に従う鶏、長い、木、高い、躁状態 |
6 坎(かん) |
水 |
おちいる、中男、耳、北、冬、険難、災い、気苦労、毒、心病、血液、月、水中の生物、盗賊、芯の多い木 |
7 艮(ごん) |
山 |
とどまる、少男、手、北東、晩冬〜初春、門、門番、扉、城、宮、寺、坂、登る、径路、小石、猛獣、牙の鋭い犬 |
8 坤(こん) |
地 |
したがう、母、腹、南西、晩夏〜初秋、民衆、平野、広い平、田畑、平等、牝馬、牛、文、布、釜、ケチ、養う |
しかしこの八卦は、要するに単語のようなもので、実際のところこれだけではあまり役に立ちません。
そこで、単語と単語が組み合わさって文章になるように、この八卦を上下に2つずつ組み合わせます。
それが六十四卦で、易占いは、その六十四卦の形を割り出して判断するものなのです。
占い方
正式には50本の筮竹を束にして両手で持ち、頃合を見計らって、左右に分け、
その分けられた数を、陰陽八卦と数の関係に従って置き換えるということを、
2〜18回繰り返すのですが(略式から正式まで作法はさまざまです)、
ここではその八卦を次のようにして割り出します。
まずココ→易占い開始をクリックしてください。左上にポップアップウインドウが表示されます。
表示されたら、あとはそこでの指示に従い、お告げの小窓を使って占います。
はじめてでも簡単に占えます。
八卦を2回割り出して重ねると六十四卦になります。
六十四卦の形が決まったら、同様の方法で今度は変爻というものを求めます。
爻とは卦中の 陰 陽の記号のことで、下から初、二、三、四、五、上といった具合に数えます。
変爻とは、陰の夜もいつかは朝を迎えて陽の昼となり、その昼も日没を経て再び陰の夜となる、ということに倣い、今得た卦も、やがて変化すると考え、その変化する記号の位置を求めることなのです。
同じ卦でも、どの記号が変化するのかによって、吉凶の評価も変わるのです。
そこで最後にこの変爻を求め、吉凶の評価とします。
画面の指示に従えば、この変爻による吉凶評価もちゃんとわかるようになっています。
≪注意事項≫
- よく、「こうあってほしい」と念じながら占う方がいらっしゃるようですが、それでは自分の期待が卦の形に現れるだけです。気休めではなく、本当のことが知りたいのなら、占う時には無念無想になるよう心がけましょう。
- また、悪い形が出ると、もう1回、もう1回と、よい形が出るまで何度も繰り返し占うのも、よくありません。『易経』には「初噬は告ぐ。再三すれば涜る。涜るればすなわち告げず」とあります。悪い形が出たらそれを真摯に受けとめ、その対策を考えるようにしてください。
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